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必要、というか需要、というか… リレー小説の設定がごっちゃごっちゃになってきた気がするから、なんかまとめてみた。 +キャラクター 梶岡 ユウキ 本編主人公。 日本大手時計メーカー、ミムラクロック社(愛称MC時計、エムシー)、の社長の息子。 性格はマジで特筆する事が無い。今後キーワードとなる言葉を誰かが書いてくれると期待してみたりする(もしかしてクール? むっつり?) 父親が交通事故に会って以来、人の胸の部分に 時計 が見えるようになる。本人はそれを鬱陶しく思っている様子。 彩菜に弱みを握られ、言う事は何でも聞かないといけない状態に。 新聞に自信の書いた小説が連載されている。即興狂歌を作る事が得意。 朝に弱い。 彩菜のユウキの呼び方が「ユウ君」と「ユウキ君」の二つあるんだが、この際「ユウ君」に統一しちまおうぜ。 彩菜、霜月-「ユウ君」 瑞乃-「カジキ」 一-「ヒロキ」 小日向 彩菜 どっかの麻薬さんのせいで豹変したメインヒロイン。 「俺の幼馴染で、小学校、中学校、そして今のこの高校までずっと同じ学校だった。高校2年生とは思えないほどのしっかり者で、当然生徒会長、成績も学年トップは当たり前、そのうえスタイルいいし顔もいいしといったパーフェクトな女の子―――つまり、小説で書いた七星神奈と同じだ。 ただ…人見知りではなく、人懐っこく誰からも好かれるタイプである。 特に、俺とは幼馴染ということもあり結構仲がよいと周りは言っている」 (1ページ目3人目(鍵氏)の文章から転載) どうやら、ユウキが好き。っつか、言っちゃった。 本人曰く、 決定者 らしい。 決定者 、 具現者 の設定は後々決まるんじゃない? ユウキ-「彩菜」 霜月-「彩ちゃん」 瑞乃-「みずっち」 一-「小日向」 霜月 梶岡家に仕えるメイド。ところで、梶岡家に仕えているメイドって霜月オンリー? 非常に癖がある性格をしている。主人であるユウキには敬意を示さないし、彩菜とは無駄に息が合う。 なにか特殊な能力を秘めている模様? よくわかんないけど。 ユウキ-「霜月」 彩菜-「霜月さん」 宮ヶ崎 瑞乃 死にました(ぇ 復活するか否かは今後の展開次第。だからリレー小説は面白い。 元ユウキの恋人。明るい女の子。以上(ぇ ユウキ、彩菜-「瑞乃」 幾嶋 一 悪友。以上(ぉぃ ユウキ-「一」 +用語 時計 ユウキと彩菜が人の胸の位置に見えている物。っつか、時計。 予定(未来)が実行される時間を知ることが出来る。何の予定かは分からない。 その時計の表示者にとって、その出来事がどういう感情をもたらすか、ということも把握可能。 の二つが明示されているけど、他はあいまい。 決定者 ノーデーター 具現者 ノーデータ
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『絶剣 蛇の道を往く』-2 作者・ティアラロイド 70 霊界・蛇の道入り口近くの広場*** ユウキ「えーっと、次に対戦する人、いませんかー!?」 その女の子の声は、高く可愛らしい響きだった。 たぶんその娘も、この場にいる他の大勢の死者の霊たちと同じく、 生前は歴戦の勇士だったんだろうけど、外見だけではとてもそうは 思えない明るさと無邪気さがそこにはあったんだ。 周囲からは「お前行けよ」「ヤダ、即死だよ」 「もう死んでるんだから死なねえよ」って声が聞こえて来て、 みんな尻込みしてるみたいだった。 コエンマ「ほら、次はお前が行ったらどうだ?」 煌「コエンマさま!?」 いきなり背後に現れたコエンマさまの姿に、僕はびっくりした。 煌「…そ、そんな急に言われても」 コエンマ「え~い! お前も男なら、うじうじ考えずに 正面から突っ込まんか! さ、行った行った!」 煌「わっ!?」 コエンマさまにどすん!と背中を押された僕は、 危うく転びそうになるところを、なんとか体勢を立て直して 顔を上げたところで、その"絶剣"の二つ名を持つ女の子と 眼が合ってしまったんだ。 ユウキ「あ、お兄さん、やる?」 煌「え、えーと、じゃあ…お願いします」 観念した僕は彼女の相手をすることにした。 強面のダークノイドじゃなくて、女の子が相手だったから 調子も狂ってたし、正直油断してたよ。でも実際に手合わせをして、 すぐにその先入観も吹き飛ぶことになった…。 僕は額にエターナルストーンをかざして、 戦士リュートの白銀の甲冑に身を包んだ。 戦士煌「あっ…!」 ここで今になって思い出したんだけど、 リュートの斧「天空」は生前の世界に置いてきちゃったから、 その時の僕は何も武器は持っていなかったんだ。 戦士煌「ど、どうしよう…!」 コエンマ「素手で戦う訳にもいかんだろ。ジョルジュよ」 ジョルジュ「煌さん、これをお使いください」 戦士煌「あ、ありがとうございます!」 コエンマさまとジョルジュさんが、 困っている僕に一振りのバトルアックスを貸してくれた。 受け取った僕は、それを何回か大きく振って 自分の腕に軽く慣らす。 戦士煌「お待たせしました」 ユウキ「おっけー! ルールはありありでいいよ。 魔法も必殺技もアイテムもバンバン使って構わないよ。 ボクは"これ"だけだけどね」 「ボク」という一人称が似合う元気そうな女の子は、 無邪気な自信を見せつけながら、左手で剣の柄を軽く叩く。 期間が短かったとはいえ、僕にも生前は桃矢くんたちと一緒に ダークノイドの侵略と戦ってきたという自負もプライドもあったから、 そんな"絶剣"の態度に、僕の戦士としての自尊心はいたく刺激されたよ。 71 "絶剣"は長剣を中段に構え、自然な半身の姿勢を取る。 対する僕もバトルアックスを垂直に構える。 周囲の観客も自然と息を呑み静かになる。 コエンマ「それでは、始めッ!!」 コエンマさまの試合開始の合図と同時に、僕は全力で地を蹴った 長距離を瞬時に駆け抜け、"絶剣"の身体めがけて突き崩しにかかる。 "絶剣"は僕の思惑通り、身体を右に振って最初の一撃目と二撃目を避けた。 その動きが止まったところに、僕の三撃目の斬撃が振り下ろされるはずだった。 だけどその直前、"絶剣"の右手が煙るように動いた。 僕のバトルアックスの刃に小さな火花が弾け、斬撃の軌道が微妙にズレた。 戦士煌「――!!」 僕のバトルアックスの刃は、"絶剣"の鎧を僅かに掠めて宙に舞った。 ユウキ「―――ッ!!」 まるで雷みたいな速さと衝撃の剣速が、 僕の首元めがけて跳ね上がって来た。 鋭い戦慄が僕の全身を駆け抜けた。 僕は大きく右に回避して間一髪で攻撃を回避する。 "絶剣"はまだまだ余裕の表情だ。 そんな激しい切り合いが数分は続いた。 右斜め上段から、"絶剣"の黒曜石の剣が轟然と襲いかかって来た。 僕のバトルアックスが左からの切り払いで受ける。 金属音と共に凄い衝撃が、斧を握る僕の両手に伝わった。 撥ね戻された剣を、"絶剣"は猛烈なスピードで切り返して 次々と僕めがけて打ち込んでくる。 戦士煌「このままやられるものかァァーッ!!」 "絶剣"の剣技は、どれもとてつもない威力、スピードで、 そして何よりも奇麗だった。一度大きく引き戻された"絶剣"の剣が、 僕の心臓にぴたりと照準した。 ―― 十一連撃。 巨大な閃光と衝撃音が周囲に放射する。 戦士煌「――!?」 唖然として両眼を見開く僕の前で、"絶剣"は武器を下ろした。 その時ようやく僕は自身に何が起こったのかを理解したんだ。 戦士煌「参りました」 僕は変身を解除した。不思議と悔しくはなかったけど、 でもやっぱりショックではあったかな…。 "絶剣"は何を思ったのか、すたすたと僕に近づいて来た。 左手で僕の肩をポンと叩き、にっこりと輝くような笑みを浮かべる。 ユウキ「そんなに落ち込まないでよ、お兄さん」 煌「君、本当に強いんだね。僕は地球という星の日本という国から来た 金剛煌と言います。よろしく」 これほどの強さの剣士ならば、さぞ出身の世界では名のある戦士だったに 違いないと思ったんだけど、"絶剣"は僕の自己紹介を聞いて、最初に不思議そうに きょとんとした表情をしていたけど、その後すぐにクスクスッと笑いだしたんだ。 72 煌「あ、あのー、僕…何か変なこと言ったかなぁ…?」 ユウキ「(^∇^)アハハハハ!…ゴメンゴメン! ボクも地球人で日本人だからさ。 その自己紹介の仕方ってなんだか可笑しくって… 」 煌「エ━━ΣΣ(゚Д゚;)━━ッ!!…だって、キミのその尖った耳とか 背中の羽根とか……。あっ、もしかして改造人間!?」 ユウキ「違う違う。これはね、神様に頼んで特別に アバターの方を基本の姿にしてもらったんだよ」 煌「アバター…??」 "絶剣"の話によると、彼女の今の姿は本来の現実空間(リアル)での 生まれ持った肉体の姿ではなく、VRMMORPGにおけるアバター(分身)として の姿であるとの事だった。てっきり僕は"絶剣"のことを、その見た目から どこかの異世界の妖精族か何かだと思い込んでいたんだ。 煌「でもVRMMORPGって、以前に大勢のプレイヤーがゲームの世界から 出られなくなったって確か大きな事件になったんじゃ…」 ユウキ「それはソードアート・オンライン(SAO)のことでしょ? ボクはアルヴヘイム・オンライン(ALO)にいたんだ。知らないの?」 煌「ごめん。僕はあんまりゲームとかはやらなかったから…」 ユウキ「そうなんだ。改めまして、ボクは紺野木綿季と言います。 ユウキでいいよ♪」 煌「よろしく、ユウキちゃん」 僕とユウキは固い握手を交わした。 ◇ ◇ ◇ エメル「それで、ちなみにそのユウキちゃんは 何が理由で亡くなったの?」 煌「それは……」 エメルの問いに、煌はどう答えたらよいものか戸惑う。 いかに死者の霊とはいえ、個人のプライバシーにも関わる事柄なので、 果たして口外してよいものかどうか暫しためらったが、この部分に触れるのを 避けては話を先に進められないため、重たい口を開く…。 煌「ユウキはね、後天性免疫不全症候群―AIDS(エイズ)だったんだよ…」 クレイト「ねえビークウッド、エイズってなあに?」 クレイトは、すぐ隣に座っているビークウッドに質問を口にする。 ビークウッド「アースサイドにあるウィルス性の難病の一種です。 感染経路にさえ注意し、仮に万一感染してしまっても発症前に 早期発見すれば、決して恐ろしい病気ではないのですが…」 クレイト「煌、話を続けて」 煌「うん」 ◇ ◇ ◇ 煌「それで、ユウキちゃんは生前に現世でどんな巨大な悪と戦って 地球の危機を救ったの?」 ユウキ「えーっ!? ボクはそんな大それたことはしてないよぉ!!」 ユウキの話では、別に力尽くで悪者成敗をしたとかではなく、 生前での自ら被験者となって医療用メディキュボイドの研究に 大きく寄与したなどの様々な点が閻魔大王に高く評価されらしい。 本来なら天国で先に待っていた家族と一緒に静かに暮らせるはずなのに、 ましてや彼女は僕や桃矢くんのように戦乱の渦中に身を置いていた訳でもないのに、 なんでわざわざ危険な蛇の道の試練に挑むのか、僕はユウキに尋ねてみた。 ユウキ「もっといろんな場所をこの目で見てみたいんだ」 煌「いろんな場所…?」 ユウキ「ボクはね、死ぬ前の事だけど、たくさんの仲間や友達のおかげで 仮想世界も現実世界もたくさんの場所を飛び回る事ができたんだ」 煌「でも君は現実世界では…」 生前のユウキは、病気が発症してからはずっと長い年月を 病室の中で医療用ナーヴギアに接続されて暮らしていたはずだった。 だけど……。 ユウキ「ボクが現実世界でいろいろなところを見て回って、 いろんな楽しい体験ができたのはアスナのおかげなんだよ」 煌「アスナ…?」 その「アスナ」さんという人は、きっと生前でのユウキの大切な親友であり、 また恩人だったのだろうと僕は直感した。だからそれ以上詳しくは聞かなかった。 ユウキ「だからアスナや、昔ボクがいたギルドの仲間たちの思いに 応えるためにも、ボクはまだ行ってない場所、まだ見ていない場所に もっともっと直接足を運んでみたいんだ。天国にいる両親や姉ちゃんにも この話をしたら、みんなボクの背中を押してくれたよ!」 ユウキの瞳は、とても死者の魂とは思えぬほど 活き活きと輝いていた。僕にはそんな彼女の姿が とても眩しく覚えた。 73 コエンマ「ちょうどいい。お前ら二人でペアを組め」 コエンマさまの鶴の一声に、僕はたじろいだ。 煌「エ━━ΣΣ(゚Д゚;)━━ッ!!…で、でもぉ、 女の子と二人きりでペアだなんて…(///)」 コエンマ「何を赤くなって恥ずかしがっとるんだ、お前は?」 コエンマさまは、ジト目で僕を見つめる。 ユウキ「ボクは別に構わないよ」 煌「せめてもう少し考える時間を…」 コエンマ「え~い! こっちは後がつかえておるんだ! 男ならさっさと決断せい!!」 煌「は、はい…! よろしくお願いします!」 ユウキ「へへっ、よろしくね煌ちゃん♪」 煌「こ、こちらこそよろしく…(汗」 こうして僕はユウキとペアを組んで、 蛇の道に挑む事になった。 ジョルジュ「お待たせしました。こちらが蛇の道の入り口である 頭の部分になります。正直に言って蛇の道は辛いですよ。 お身体の方はお元気でいらっしゃいますか?」 戦士煌「いやあ…僕、死んでますから あんまり元気じゃないかも…」 ジョルジュ「この蛇の上をひたすら進んでください。 界王さまのところに通じております」 ユウキ「長そうだねえ…」 ユウキはずっと遠い先の向こうを見渡している。 ジョルジュ「およそ百万キロになります」 戦士煌「ひゃ、ひゃくまんキロ…!?」 ユウキ「そ、そんなの辿りついた人なんているの!?」 ジョルジュ「ここ一億年の間では閻魔大王ただお一人だったのですが、 何年か前に孫悟空という人間が踏破に成功して以来、 他にも数十人ほど辿りついた人間がおります」 戦士煌「その孫悟空ってどんな人なんですか?」 ジョルジュ「さあ、私も直接会った事はありませんので、 どんな方なのか詳しくは存じませんが…」 ユウキ「まあ、でも辿りついた人が他にいるんなら、 ボクたちもきっとなんとかなるよ」 ユウキはひょいっと、蛇の道の先端の頭の部分に飛び乗った。 コエンマ「引き返すなら今のうちだぞ?」 ユウキ「ううん、ボクやるよ! もっと強くなりたいからね♪」 戦士煌「コエンマさま、ジョルジュさん、ここまでお見送り どうもありがとうございました」 ジョルジュ「道の両脇に広がる雲には絶対に落ちないようにしてください。 雲の下は地獄ですから二度と戻れませんよ」 戦士煌「わかりました。じゃあ、行ってきます!」 ユウキは背中の羽根を広げて、あっという間に 猛スピードで上空に飛び立つ。 ユウキ「へっへ~ん♪ それじゃあ、おっ先にぃ~!!」 戦士煌「ええーっ!? 待ってよぉ~! ちょっとぉ~!!」 多難な感じのスタートだったけど、 こんな風に僕とユウキの二人旅が始まったんだ。 コエンマ「大丈夫かな、あの二人…(汗」 74 ○金剛煌→ユウキとペアを組み、蛇の道に挑む。(回想) ○ユウキ→金剛煌とペアを組み、蛇の道に挑む。(回想) ○コエンマ→金剛煌とユウキにペアを組ませ、その出発を見送る。(回想) ○ジョルジュ早乙女→金剛煌とユウキに蛇の道での注意事項を説明し、その出発を見送る。(回想)
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『絶剣 蛇の道を往く』-2 作者・ティアラロイド 70 霊界・蛇の道入り口近くの広場*** ユウキ「えーっと、次に対戦する人、いませんかー!?」 その女の子の声は、高く可愛らしい響きだった。 たぶんその娘も、この場にいる他の大勢の死者の霊たちと同じく、 生前は歴戦の勇士だったんだろうけど、外見だけではとてもそうは 思えない明るさと無邪気さがそこにはあったんだ。 周囲からは「お前行けよ」「ヤダ、即死だよ」 「もう死んでるんだから死なねえよ」って声が聞こえて来て、 みんな尻込みしてるみたいだった。 コエンマ「ほら、次はお前が行ったらどうだ?」 煌「コエンマさま!?」 いきなり背後に現れたコエンマさまの姿に、僕はびっくりした。 煌「…そ、そんな急に言われても」 コエンマ「え~い! お前も男なら、うじうじ考えずに 正面から突っ込まんか! さ、行った行った!」 煌「わっ!?」 コエンマさまにどすん!と背中を押された僕は、 危うく転びそうになるところを、なんとか体勢を立て直して 顔を上げたところで、その"絶剣"の二つ名を持つ女の子と 眼が合ってしまったんだ。 ユウキ「あ、お兄さん、やる?」 煌「え、えーと、じゃあ…お願いします」 観念した僕は彼女の相手をすることにした。 強面のダークノイドじゃなくて、女の子が相手だったから 調子も狂ってたし、正直油断してたよ。でも実際に手合わせをして、 すぐにその先入観も吹き飛ぶことになった…。 僕は額にエターナルストーンをかざして、 戦士リュートの白銀の甲冑に身を包んだ。 戦士煌「あっ…!」 ここで今になって思い出したんだけど、 リュートの斧「天空」は生前の世界に置いてきちゃったから、 その時の僕は何も武器は持っていなかったんだ。 戦士煌「ど、どうしよう…!」 コエンマ「素手で戦う訳にもいかんだろ。ジョルジュよ」 ジョルジュ「煌さん、これをお使いください」 戦士煌「あ、ありがとうございます!」 コエンマさまとジョルジュさんが、 困っている僕に一振りのバトルアックスを貸してくれた。 受け取った僕は、それを何回か大きく振って 自分の腕に軽く慣らす。 戦士煌「お待たせしました」 ユウキ「おっけー! ルールはありありでいいよ。 魔法も必殺技もアイテムもバンバン使って構わないよ。 ボクは"これ"だけだけどね」 「ボク」という一人称が似合う元気そうな女の子は、 無邪気な自信を見せつけながら、左手で剣の柄を軽く叩く。 期間が短かったとはいえ、僕にも生前は桃矢くんたちと一緒に ダークノイドの侵略と戦ってきたという自負もプライドもあったから、 そんな"絶剣"の態度に、僕の戦士としての自尊心はいたく刺激されたよ。 71 "絶剣"は長剣を中段に構え、自然な半身の姿勢を取る。 対する僕もバトルアックスを垂直に構える。 周囲の観客も自然と息を呑み静かになる。 コエンマ「それでは、始めッ!!」 コエンマさまの試合開始の合図と同時に、僕は全力で地を蹴った 長距離を瞬時に駆け抜け、"絶剣"の身体めがけて突き崩しにかかる。 "絶剣"は僕の思惑通り、身体を右に振って最初の一撃目と二撃目を避けた。 その動きが止まったところに、僕の三撃目の斬撃が振り下ろされるはずだった。 だけどその直前、"絶剣"の右手が煙るように動いた。 僕のバトルアックスの刃に小さな火花が弾け、斬撃の軌道が微妙にズレた。 戦士煌「――!!」 僕のバトルアックスの刃は、"絶剣"の鎧を僅かに掠めて宙に舞った。 ユウキ「―――ッ!!」 まるで雷みたいな速さと衝撃の剣速が、 僕の首元めがけて跳ね上がって来た。 鋭い戦慄が僕の全身を駆け抜けた。 僕は大きく右に回避して間一髪で攻撃を回避する。 "絶剣"はまだまだ余裕の表情だ。 そんな激しい切り合いが数分は続いた。 右斜め上段から、"絶剣"の黒曜石の剣が轟然と襲いかかって来た。 僕のバトルアックスが左からの切り払いで受ける。 金属音と共に凄い衝撃が、斧を握る僕の両手に伝わった。 撥ね戻された剣を、"絶剣"は猛烈なスピードで切り返して 次々と僕めがけて打ち込んでくる。 戦士煌「このままやられるものかァァーッ!!」 "絶剣"の剣技は、どれもとてつもない威力、スピードで、 そして何よりも奇麗だった。一度大きく引き戻された"絶剣"の剣が、 僕の心臓にぴたりと照準した。 ―― 十一連撃。 巨大な閃光と衝撃音が周囲に放射する。 戦士煌「――!?」 唖然として両眼を見開く僕の前で、"絶剣"は武器を下ろした。 その時ようやく僕は自身に何が起こったのかを理解したんだ。 戦士煌「参りました」 僕は変身を解除した。不思議と悔しくはなかったけど、 でもやっぱりショックではあったかな…。 "絶剣"は何を思ったのか、すたすたと僕に近づいて来た。 左手で僕の肩をポンと叩き、にっこりと輝くような笑みを浮かべる。 ユウキ「そんなに落ち込まないでよ、お兄さん」 煌「君、本当に強いんだね。僕は地球という星の日本という国から来た 金剛煌と言います。よろしく」 これほどの強さの剣士ならば、さぞ出身の世界では名のある戦士だったに 違いないと思ったんだけど、"絶剣"は僕の自己紹介を聞いて、最初に不思議そうに きょとんとした表情をしていたけど、その後すぐにクスクスッと笑いだしたんだ。 72 煌「あ、あのー、僕…何か変なこと言ったかなぁ…?」 ユウキ「(^∇^)アハハハハ!…ゴメンゴメン! ボクも地球人で日本人だからさ。 その自己紹介の仕方ってなんだか可笑しくって… 」 煌「エ━━ΣΣ(゚Д゚;)━━ッ!!…だって、キミのその尖った耳とか 背中の羽根とか……。あっ、もしかして改造人間!?」 ユウキ「違う違う。これはね、神様に頼んで特別に アバターの方を基本の姿にしてもらったんだよ」 煌「アバター…??」 "絶剣"の話によると、彼女の今の姿は本来の現実空間(リアル)での 生まれ持った肉体の姿ではなく、VRMMORPGにおけるアバター(分身)として の姿であるとの事だった。てっきり僕は"絶剣"のことを、その見た目から どこかの異世界の妖精族か何かだと思い込んでいたんだ。 煌「でもVRMMORPGって、以前に大勢のプレイヤーがゲームの世界から 出られなくなったって確か大きな事件になったんじゃ…」 ユウキ「それはソードアート・オンライン(SAO)のことでしょ? ボクはアルヴヘイム・オンライン(ALO)にいたんだ。知らないの?」 煌「ごめん。僕はあんまりゲームとかはやらなかったから…」 ユウキ「そうなんだ。改めまして、ボクは紺野木綿季と言います。 ユウキでいいよ♪」 煌「よろしく、ユウキちゃん」 僕とユウキは固い握手を交わした。 ◇ ◇ ◇ エメル「それで、ちなみにそのユウキちゃんは 何が理由で亡くなったの?」 煌「それは……」 エメルの問いに、煌はどう答えたらよいものか戸惑う。 いかに死者の霊とはいえ、個人のプライバシーにも関わる事柄なので、 果たして口外してよいものかどうか暫しためらったが、この部分に触れるのを 避けては話を先に進められないため、重たい口を開く…。 煌「ユウキはね、後天性免疫不全症候群―AIDS(エイズ)だったんだよ…」 クレイト「ねえビークウッド、エイズってなあに?」 クレイトは、すぐ隣に座っているビークウッドに質問を口にする。 ビークウッド「アースサイドにあるウィルス性の難病の一種です。 感染経路にさえ注意し、仮に万一感染してしまっても発症前に 早期発見すれば、決して恐ろしい病気ではないのですが…」 クレイト「煌、話を続けて」 煌「うん」 ◇ ◇ ◇ 煌「それで、ユウキちゃんは生前に現世でどんな巨大な悪と戦って 地球の危機を救ったの?」 ユウキ「えーっ!? ボクはそんな大それたことはしてないよぉ!!」 ユウキの話では、別に力尽くで悪者成敗をしたとかではなく、 生前での自ら被験者となって医療用メディキュボイドの研究に 大きく寄与したなどの様々な点が閻魔大王に高く評価されらしい。 本来なら天国で先に待っていた家族と一緒に静かに暮らせるはずなのに、 ましてや彼女は僕や桃矢くんのように戦乱の渦中に身を置いていた訳でもないのに、 なんでわざわざ危険な蛇の道の試練に挑むのか、僕はユウキに尋ねてみた。 ユウキ「もっといろんな場所をこの目で見てみたいんだ」 煌「いろんな場所…?」 ユウキ「ボクはね、死ぬ前の事だけど、たくさんの仲間や友達のおかげで 仮想世界も現実世界もたくさんの場所を飛び回る事ができたんだ」 煌「でも君は現実世界では…」 生前のユウキは、病気が発症してからはずっと長い年月を 病室の中で医療用ナーヴギアに接続されて暮らしていたはずだった。 だけど……。 ユウキ「ボクが現実世界でいろいろなところを見て回って、 いろんな楽しい体験ができたのはアスナのおかげなんだよ」 煌「アスナ…?」 その「アスナ」さんという人は、きっと生前でのユウキの大切な親友であり、 また恩人だったのだろうと僕は直感した。だからそれ以上詳しくは聞かなかった。 ユウキ「だからアスナや、昔ボクがいたギルドの仲間たちの思いに 応えるためにも、ボクはまだ行ってない場所、まだ見ていない場所に もっともっと直接足を運んでみたいんだ。天国にいる両親や姉ちゃんにも この話をしたら、みんなボクの背中を押してくれたよ!」 ユウキの瞳は、とても死者の魂とは思えぬほど 活き活きと輝いていた。僕にはそんな彼女の姿が とても眩しく覚えた。 73 コエンマ「ちょうどいい。お前ら二人でペアを組め」 コエンマさまの鶴の一声に、僕はたじろいだ。 煌「エ━━ΣΣ(゚Д゚;)━━ッ!!…で、でもぉ、 女の子と二人きりでペアだなんて…(///)」 コエンマ「何を赤くなって恥ずかしがっとるんだ、お前は?」 コエンマさまは、ジト目で僕を見つめる。 ユウキ「ボクは別に構わないよ」 煌「せめてもう少し考える時間を…」 コエンマ「え~い! こっちは後がつかえておるんだ! 男ならさっさと決断せい!!」 煌「は、はい…! よろしくお願いします!」 ユウキ「へへっ、よろしくね煌ちゃん♪」 煌「こ、こちらこそよろしく…(汗」 こうして僕はユウキとペアを組んで、 蛇の道に挑む事になった。 ジョルジュ「お待たせしました。こちらが蛇の道の入り口である 頭の部分になります。正直に言って蛇の道は辛いですよ。 お身体の方はお元気でいらっしゃいますか?」 戦士煌「いやあ…僕、死んでますから あんまり元気じゃないかも…」 ジョルジュ「この蛇の上をひたすら進んでください。 界王さまのところに通じております」 ユウキ「長そうだねえ…」 ユウキはずっと遠い先の向こうを見渡している。 ジョルジュ「およそ百万キロになります」 戦士煌「ひゃ、ひゃくまんキロ…!?」 ユウキ「そ、そんなの辿りついた人なんているの!?」 ジョルジュ「ここ一億年の間では閻魔大王ただお一人だったのですが、 何年か前に孫悟空という人間が踏破に成功して以来、 他にも数十人ほど辿りついた人間がおります」 戦士煌「その孫悟空ってどんな人なんですか?」 ジョルジュ「さあ、私も直接会った事はありませんので、 どんな方なのか詳しくは存じませんが…」 ユウキ「まあ、でも辿りついた人が他にいるんなら、 ボクたちもきっとなんとかなるよ」 ユウキはひょいっと、蛇の道の先端の頭の部分に飛び乗った。 コエンマ「引き返すなら今のうちだぞ?」 ユウキ「ううん、ボクやるよ! もっと強くなりたいからね♪」 戦士煌「コエンマさま、ジョルジュさん、ここまでお見送り どうもありがとうございました」 ジョルジュ「道の両脇に広がる雲には絶対に落ちないようにしてください。 雲の下は地獄ですから二度と戻れませんよ」 戦士煌「わかりました。じゃあ、行ってきます!」 ユウキは背中の羽根を広げて、あっという間に 猛スピードで上空に飛び立つ。 ユウキ「へっへ~ん♪ それじゃあ、おっ先にぃ~!!」 戦士煌「ええーっ!? 待ってよぉ~! ちょっとぉ~!!」 多難な感じのスタートだったけど、 こんな風に僕とユウキの二人旅が始まったんだ。 コエンマ「大丈夫かな、あの二人…(汗」 74 ○金剛煌→ユウキとペアを組み、蛇の道に挑む。(回想) ○ユウキ→金剛煌とペアを組み、蛇の道に挑む。(回想) ○コエンマ→金剛煌とユウキにペアを組ませ、その出発を見送る。(回想) ○ジョルジュ早乙女→金剛煌とユウキに蛇の道での注意事項を説明し、その出発を見送る。(回想)
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ライラック総軍 トゥハチェフ戦車連隊◆ロイ・トゥハチェフ=グァンユン・ジューコフ? ◆リュシアン・グァンユ=ユーチォ 蘇鉄艦隊◆エフィギア・ユーパライ? 第二皇女家 ◆イリーナ・ウェオナ・ユウキ=ヤクート ◆セルゲイ・ナカムラ ヴァイカル・ヤクート公爵家 ◆ゲオルギィ・ヴァイカル=ヴァーリィ・ヤクート ◆ルフィーナ・ヴァイカル=シューリャ・ヤクート(故人) ヨシフ・ヴァイカル=ヴァーリィ・ヤクート べレンコ ミュラー エメリッヒ?(故人) ミロノフ?(故人) バルシャイ?(故人) 一般軍人 アンドレイ・イワノフ 政府高官 劉? 帝室(ユウキ=ヤクート朝) ■ナターシャ・ウェオナ・ユウキ=ヤクート ■シロー・ユウキ=ヤクート ■エレーナ・ウェオナ・ユウキ=ヤクート? ■レオン・シェイル・ユウキ=ヤクート?
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コスモス賞(旧菊花賞) 出走条件 アラブ系4歳(第1回~第25回)アラブ系3歳(第26回~第27回) 記事 『菊花特別』として施行『上山市長賞典』が付く(第1回)『菊花賞』に改称『スポニチ杯』になる(第13回)『コスモス賞』に改称(第22回)『全国公営競馬主催者協議会会長賞』(?~第27回) 回 年月日_ 天候 馬場 頭数 勝馬馬名_____ 性齢 距離 タイム 重量 騎手____ 調教師___ 賞金_ 1 76.10.24 曇 良 8 ダイイチタマトップ 牡4 1500 1.34.7 58.0 松浦正春 佐藤喜治 80.0 2 77.10.9 曇 不良 7 ザオーマリーネ 牝4 1700 1.51.7 54.0 菅原幸志 猪股榮治 3 78.11.3 曇 不良 10 サカエミユキ 牝4 1700 1.53.7 56.0 佐藤庄一郎 五十嵐好 120.0 4 79.11.25 雨 重 10 フロルアワード 牝4 1700 1.51.6 54.0 横井正好 渡辺徹夫 140.0 5 80.10.12 曇 良 10 フジヨシホマレ 牝4 1700 1.51.9 54.0 佐藤庄一郎 太田勝雄 160.0 6 81.11.15 曇 稍重 9 ヤマユホウセイー 牡4 1700 1.52.7 58.0 松浦正春 渡辺徹夫 180.0 7 82.10.10 曇 良 7 タカラッキー 牡4 1700 1.54.4 54.0 水戸賢二 村山博 250.0 8 83.11.23 晴 稍重 9 トビホマレ 牡4 1700 1.50.6 58.0 山田延由 齋藤隆明 250.0 9 84.11.18 晴 稍重 10 エンゼルキング 牡4 1700 1.52.9 56.0 山田延由 高橋謙治 250.0 10 85.10.27 晴 良 10 ジョーヨウディール 牡4 1800 2.02.3 55.0 羽島修 枝松正廣 250.0 11 86.11.12 晴 重 8 ダイオガール 牝4 1800 1.59.4 52.0 川崎勝良 渡辺徹夫 230.0 12 87.11.24 晴 重 10 タイガーセブン 牡4 1800 2.02.4 54.0 白谷正美 大瀧新次 250.0 13 88.11.22 晴 稍重 10 オオウテンリュウ 牝4 1800 2.00.6 53.0 高木正喜 前田幸悦 300.0 14 89.11.26 晴 重 10 ニッシンプリオール 牡4 1800 2.00.1 60.0 関本淳 塩野久五郎 309.0 15 90.11.26 曇 重 9 ローレルエルワン 牡4 1800 2.02.0 57.0 海方栄二 松浦正春 309.0 16 91.11.26 晴 重 10 タカイチフジ 牡4 1800 2.01.3 58.0 前野幸一 渡辺徹夫 400.0 17 92.12.1 曇 重 8 イチコウカラカン 牝4 1800 2.01.9 57.0 前野幸一 佐藤喜代夫 480.0 18 93.11.23 晴 稍重 10 テンシンヤマト 牝4 1800 2.02.1 55.5 小国博行 小國忍 427.0 19 94.12.5 雪 重 9 カウンターアタック 牡4 1800 1.58.8 60.5 荒木孝良 小國忍 432.0 20 95.12.5 晴 重 10 スーパーシュート 牝5 1800 2.00.1 57.0 板垣吉則 香曽我部昇 430.0 21 96.12.5 小雨 不良 11 ウェストウイン 牡4 1800 1.57.5 55.5 長橋秀樹 渋谷竹義 430.0 22 97.11.11 晴 良 12 ビソウウエスタン 牡4 1800 2.00.2 55.5 板垣吉則 吉田英男 400.0 23 98.11.10 曇 稍重 12 ペルターブレーブ 牡4 1800 2.00.2 56.5 冨樫英利 佐藤茂 320.0 24 99.10.10 晴 良 8 マルハチフレンド 牡4 1800 2.00.8 59.0 関本秀幸 横山崇司 290.0 25 00.10.9 曇 稍重 8 アオイリュウセイ 牡4 1800 2.00.0 59.0 前野幸一 秋葉清一 290.0 26 01.11.6 曇 不良 12 ホマレエリート 牝3 1800 1.56.7 56.0 山田延由 柳沼幸男 100.0 27 02.11.3 雨 重 12 レビンマサ 牡3 1800 1.56.7 58.0 板垣吉則 秋葉清一 100.0 03年度 廃止 ※タイム欄の赤文字はレコードタイム。 ※75年に同名のレースがある。 回 年月日_ 天候 馬場 頭数 勝馬馬名_____ 性齢 距離 タイム 重量 騎手____ 調教師___ 賞金_ 75.10.12 曇 重 8 ストロングキリー 牡3 2150 2.23.2 54.0 延時攻 高嶋正吾 200.0 コメント: 全国公営競馬主催者協議会会長賞っていつからなんでしょうか? -- くも (2006-01-17 20 35 10) 第2回ザオーマリーネ号の賞金を知っている方いませんか?-- くも (2006-03-08 21 07 50) 名前 コメント
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【ブルーコスモス】 【ブルーコスモス】 〈盟主〉 〈構成員〉 〈シアーズ財団〉 〈所属主力部隊(陸海空・宇宙)〉 〈一般兵〉 〈決戦兵器〉 〈主な拠点〉 〈組織の概要・沿革〉 〈盟主〉 ムルタ・アズラエル 〈構成員〉 スウェン・カル・バヤン オルガ・サブナック クロト・ブエル シャニ・アンドラス アウル・ニーダ スティング・オークレー ジュデッカ カイーナ アンティノーラ トロメア アクセル・アルマー ニブハル・ムブハル アグラーヤ(傭兵) 〈シアーズ財団〉 黒曜の君 ナギ スミス アリッサ・シアーズ 深優・グリーア アリカ・シアーズ 乙HiME部隊(旗艦:スズシロ) 別働隊アスワド 〈所属主力部隊(陸海空・宇宙)〉 ファントムペイン(旗艦:Jアーク) ファントムペイン特戦隊コキュートス MSエクステンデット隊 MSウィンダム部隊 MAデストロイ部隊 ネス・フェレス艦隊(壊滅) ゴンドワナ隊(旗艦:ゴンドワナ) メタルギア隊 〈一般兵〉 地球連合系MS・MA ザフト系MS 戦術機 軍用航空機 軍用ヘリ 戦闘艦船 戦闘車両 歩兵 〈決戦兵器〉 サイクロプス デスザウラー(破壊) 陽電子砲(破壊) Jアーク(キングジェイダー) 〈主な拠点〉 コスモスベース(破壊) アラスカ基地(破壊) カナダ基地 イカルイト基地 レイキャビク基地 アステロイドベルト基地-アルテミス 〈組織の概要・沿革〉 15年前の大戦以前より存在し、一部の人間にしか知られていない軍需産業複合体『ロゴス』が中心となり組織された武装集団 ロゴスは15年前の大戦では地球側に兵器、弾薬を売り巨額の資金手に入れた なお一部の地球軍幹部とは極秘裏につながりがあったとされている 終戦後、大戦での利益を元に私兵武装集団『ブルーコスモス』を極秘に組織 設立当初は『ロゴス』傘下の組織、財団と敵対しているグループなどを秘密裏に駆逐するなどの活動に収まっていたが後に試作型兵器のテスト部隊としても運営される事になった 当時の規模は少ないものであったがバックにロゴスという巨大な組織がついていたため装備は先進的でかつ贅沢なものだった 大戦終結から3年、未だにMSやMAなどの人型機動兵器の運用法や生産・開発技術は双葉連合や帝国など軍の中でしか情報が無くロゴスをはじめ各兵器メーカーにはまったくと言っていいほど情報が無かった しかしそんなロゴスに転機が訪れる ジオン軍残党から「資金・武器の提供と引き換えにMS、MAに関する技術を提供する」との申し出が来たのだ ロゴスはすぐにこの申し出を受け資金と兵器を用意、無事MSとMAに関する技術を入手することになった 半年後この時に得たデータを元にロゴス初のMS「試作型ダガー」が製造されブルーコスモスがテストを行なっている そして前大戦から15年が過ぎた現在、ウィンダム、デストロイをはじめ各種兵器を独自に生産、ロゴス加盟の組織も増えブルーコスモスの規模も大きなものとなり武装集団から軍隊へ正式に変更されて今回の戦争に第3勢力として参戦することとなった 参戦動機は「地球の全利権の獲得と正しき人間による統括」というもの またブルーコスモスはコーディネイター、NTやフォース能力者など反自然摂理的解釈を否定する傾向がある なおロゴス発祥の地は北米とされている 現在のブルーコスモスの盟主はロゴスメンバーでもあるムルタ・アズラエルであり彼はブルーコスモスの理事も兼任している ブルーコスモスはアクシズ、旧双葉連合と同盟を締結 この3勢力は「同盟軍」と略称される場合がある ブルーコスモスには第81独立機動群、通称ファントムペインといわれる特殊部隊がありこれはブルーコスモス首脳部(主にアズラエルの命令で動く事が多い)直轄部隊である ファントムペインと一言に言ってもかなり細かく部隊分けされておりその装備は同じブルーコスモスの部隊の中でもかなり優遇されている 余談だが薬物強化などを施した「ブーステッドマン」「エクステンデット」などの特殊兵も多数存在する 尚、同盟軍解散後は独自にMS開発を継続。双葉連合側、特に日本軍に接触を試み、間接的に双葉連合の技術を得ようと模索暗躍する
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【種別】 【初出】 電撃スマイル文庫 つなげよう!希望の絆!! 【解説】 川沿いの散歩道にある花畑。 土手の一角でコスモスが咲き誇っている。 散歩道から川のすぐ傍まで、 バスケコートより広域に渡って自生している。 ずっと前に散歩道沿いを飾るため、町で植えたコスモスを植えた。 しかし、植えた年に大雨が降って、種が全て流されてしまい、 道を彩る計画は失敗に終わったかと思われた。 でも、コスモスはちゃんと生きており、秋になると土手で花を咲かせた。 最初は数本だったそれも、少しずつ新しい種を増やして、広がった。 川沿いのコスモスの力強さに、人間は毎年喜びをプレゼントしてもらっている。
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斎香・S・ファルネーゼ 【人称】 一人称→「」 二人称基本→「」 【関連人物への呼称】 【能力】 戦士志望。種族はヒューマン。 ユウキと同じクラス。 大陸一の武器メーカー「ファルネーゼ」の一人娘。 元ファルネーゼASの学生で、ユウキが密かに憧れていた先輩。 リカルドとは祖父同士が決めた許婚の関係。 名門良家の息女で厳しく躾けられており、日常の会話は淑やかで礼儀正しく、 努力を惜しまず日々の鍛錬を怠らない真面目な性格だが、 社会常識に疎い所があり、ナツミの口車に乗せられたり、 言葉のあやを真に受けたりすることがしばしばあった。 また、ユウキに教えられてから、とんこつラーメンが好物。 典型的年上キャラらしく、数値は不明なもののかなりの巨乳である。 婚約者リカルドに支配されているも同然のファルネーゼASを 自分では如何する事も出来ない事に失望して退学し消息不明となっていたが、 光綾学園で 1学年下げて復学していたので、ユウキと再会する。 そのため、ユウキは同じクラスになっても「先輩」と呼んでいる。 当初、ユウキ達とは違うクラスだったが、ある事情によりユウキ達のクラスに編入される。
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ウルトラマンコスモスとジャスティス、そして2人の合体した伝説の戦士・ウルトラマンレジェンドの力により、地球の全生命をリセットせんとする宇宙予言司デラシオンの脅威は去った。 朝焼けの照らす林に、ムサシとジュリ(ジャスティスの人間態)が降り立つ。 ジュリの手のひらには飴玉。 地上で触れ合った幼い少女からのプレゼントである。 その一つを口に含み、目を閉じ、静かに息をつく。 自分に微笑みかけているムサシに気づいたジュリは、もう一つの飴玉を差し出す。 ジュリ「どうだ? 甘いぞ」 ムサシがそれに手を伸ばしかけるが、手を引っ込める。 ムサシ「やめとこう。君にとって、大事な物らしいから」 アヤノや仲間たちが大きく手を振り、ムサシを迎える。 アヤノたち「おぉい!」「お──い!」「ムサシ──っ!」「ムサシ──っ!」 ムサシ「アヤノ、みんな……! ジュリ、その味でまた地球を、僕の仲間たちを思い出してくれ」 ムサシがアヤノたちのもとへ駆けて行く。 アヤノ「ムサシ──っ!」 ムサシ「アヤノ! みんなぁ!」 ジュリ「『信じれば、夢は叶う』──か」 アヤノたち「お──い!」「お──い!」 空にはフブキのテックライガーが舞っている。 フブキ「ありがとう…… ムサシ」 彼方でムサシたちを見守っていたギャシー星人のジーンとシャウが、朝もやの中に姿を消す。 シャウ「さようなら、ムサシ……」 ドイガキ「ムサシ、良かったぁ!」 アヤノ「ムサシ──っ!」 ムサシ「アヤノ! イェ──イ!」 アヤノ「イェ──イ!」 ムサシがアヤノとハイタッチ。 他の仲間たちともハイタッチをかわし、揉みくちゃの手荒な大歓迎を受ける。 立ち去ろうとしていたジュリがムサシたちの様子を振り返り、初めての笑顔を見せる。 エンディングテーマに乗せてのエピローグ。 ついにムサシと怪獣たちの、宇宙への出発のときが来た。 宇宙船コスモ・ノアの操縦席にムサシが座し、操縦桿を握っている。 音声『コスモ・ノア、各システム異常なし、順調です』 ムサシ「了解」 音声『各コスモ・ノア、シェルター内の怪獣は現在、低温睡眠中。リドリアス、ゴルメデ、ボルギルス、ともに良好です。呑龍(ドンロン)は無事、遺跡公園に戻されました』 ムサシ「ありがとう」 宇宙を行くコスモ・ノアの隣に、コスモスが並ぶ。 ムサシ「コスモス……!」 真っ直ぐ行き先を見据えるムサシに、幼い頃のムサシが初めてコスモスに出逢ったときの言葉が重なる。 「嘘じゃないんだ! ほんとにウルトラマンに逢ったんだって!」 ムサシとコスモスが共に、宇宙の彼方へと突き進んでゆく。 (終)
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「くっそ…」 「どうしよう…ユウキ…」 「さあ、どうする?このまま矢で射殺されるか、大人しく宝玉を渡すか…好きな方を選ぶがいい」 「……」 「!」 二人は弓矢を構えた司祭に囲まれた。 背後には無数に並ぶ戦艦と川に繋がっている水路が見える。 「…ワタル、逃げるんだ」 ユウキはワタルの耳元で囁いた。 「えっ?でも、どうやって?」 「ボクが消滅の魔法をワタルにかける。あいつらがワタルを見失ってる間に、ここから飛び降りるんだ」 「ここから…って…」 ワタルは息を呑んだ。 今居る場所から下の水路まで、少なく見積もっても20メートル程の高さがある。 「大丈夫。宝玉の力を使えば無事に着水できるよ」 「…ユウキは?ユウキはどうするの?」 「…ボクの事なら心配しないで。後で必ずワタルの所に行くから」 ユウキは優しく笑いかけた。 「ウソだ!そんなの嫌だよ!」 ワタルはユウキに縋り付いた。 「…これしか方法がないんだ。ワタルだけでも…?」 ユウキの服を掴んでいた手から力が抜け、ワタルは床に倒れ込んだ。 「ワタル!……?」 突然、強烈な眠気がユウキを襲った。 「なん…だ…?」 「フフ、愚か者。せっかく転がり込んだ獲物を、そう安々と逃がす訳があるまい。さあ、おまえも深い眠りに落ちるがいい」 ダイモンが握っている杖が妖しく光っている。 「くっ…ワタ…ル……」 次のページへ